支那大陸諸国の人権問題に関する報道に、疑問を感じる

最近、支那やその周辺諸国(ウイグル、チベット、台湾)で人権侵害が起きていることが盛んにニュースなどで取り上げられています。

一般的にはウイグルやチベットは中国という国の一部だと理解されていますが、それは誤りです。ウイグル・チベット・内モンゴル・満州は支那とは本来は別の国であり、支那によって侵略されているのです。

支那やその周辺諸国では、下記のような人権侵害事件が起きています。

  1. 香港の「逃亡犯条例」制定
  2. 天安門事件30周年
  3. 台湾総統選にからむ支那の干渉
  4. ウイグル人弾圧
  5. チベット人弾圧
  6. 支那国内の監視カメラ設置

このような事件が大々的に報じられることによって、支那がとんでもない国だという事実が人々に知られるようになるので、報道されることは良いことだと思います。しかし、マスコミの報道を聞いているうちに、その内容に違和感を持ちました。報道の内容が偏っているということもあるのですが、それよりもジャーナリストの歴史認識というか、世界観がおかしいと思ったのです。

  1. これらの事件はすべて「中国」という国内で起きた事件だ、というように扱っている。もしかしたら別々の国家の間の国際問題なのではないか、という問題意識がない
  2. 事件に関係する者たち(支那人、ウイグル人、チベット人、台湾人)はすべて、日本人と同じ常識・価値観を持っているという前提で報道している。もしかしたら彼らと日本人は違うのではないか、という疑問を持っていない
  3. 「アメリカが人権問題だと大きく取り上げ始めたのに、日本人は未だに関心がない。アメリカと同様に日本も人権派を支援しなければならない」、というような論調の報道もある
  4. 歴史に学んでいない
  5. 人権とは何か、をあまり考えていない