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プラザ合意で、為替を本当の変動相場制にすることにした

プラザ合意で、為替を本当の変動相場制にすることにした

冷戦当時、アメリカは日本や西ドイツを自由主義陣営にひきつけておくために、日本や西ドイツが為替操作をして自国通貨安にしているのを大目に見ていました。しかしソ連の力が弱まってきたので、アメリカは日本や西ドイツを以前ほど甘やかす必要がなくなりました。そこでプラザ合意で、為替操作を止めて経済の実力でレートを決めることにしたわけです。その結果、プラザ合意の2年後に1ドルが120円という本来の交換レートになりました。